梅雨の晴れ間、あっつ〜。
こんにちは。
昨日はわたしの生徒さんと、音楽仲間の西山文子ちゃんの生徒さんの
合同ボーカルライブイベントでした。
もう心ポカポカ、またパワーもらっちゃいました。おおきに。
バタバタしながらも、本はぼちぼち読んでます。
本棚シリーズいこか。
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角田光代「平凡」
http://www.amazon.co.jp/dp/4104346063 |
いくつもの「もしも」のストーリーがあります。
もし、この人と結婚していなければ
もし、あの時ああしていたならば
もし、仕事をやめていなければ
誰もが考えたことがあるであろう、「もしも」。
もしもの自分と、今の自分。
その先にあるものは?
主人公が、それぞれの「もしも」を考え、日々過ごしている短編集です。
おもしろいですよ。
好きな本には、落とし文句みたいなのがあるんやけど、
今回読んだこの本にも、それがあって。
「今持っているものじゃないものばっかり追いかけている行為が、
おれは甚だしく嫌いってこと。」
あぁ、めっちゃわかる。
自分が思ってたことが、本の中に出てくる。
たぶん、この「共感」の連続が、自分を作って、自分に近づいていくことで、
わたしはこの過程がたまらない好きなんだなーと思うのです。
しかし、みなさん「もしも〜」って考えたりします??
わたしも、考えたりもちろんするけど、
結局わたしは今と同じように過ごしている気がするんですよね。
側にいる人が違うかったとしても、
今の仕事ではなかったとしても、
歌を歌っていなかったとしても。
なんとなくですけど、そう思います。
でも、もしかしたら、今ありがたいことに大変なこともあるけど
充実しているからそう思うのかもしれないですね。
うん、おもしろい。日々おもしろいです。
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