1.04.2014

わたしの本棚


突然ですが、今日の一冊とかはじめちゃおうかな、と。

意外だと言われるけど、読書大好きです。

活字だらけの紙の束は、いろんなことを教えてくれます。


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1冊目は何にしよう。

なんか記念すべき1冊目やからって気負うのも、今の自分は違うなって思ったので
とっておきの1冊より、手元にあった1冊にしました。


「薄闇シルエット」 角田光代



主人公は、友人と古着屋を共同経営するハナ37歳、独身。

ほんとにやりたいことはなんだろうか。
負け組?勝ち組?ってなによ。

日常生活の中で誰もが体験するであろう出来事のなかで、
悩みながら模索しながら、過ごしていくハナ。



仕事と恋愛、そして自分自身とか、

自分が持っていて、人が持っていないものとか
人が持っていて、自分が持っていないものとか、

それが大事で、これはいらないとか、
あれがしたくて、これはしたくないとか。

考えるんです。


同じ女性として、深く共感した1冊です。

好きな本って、落とし文句みたいなのがあるから好きだったりするんやけど、

ありませんか??好きな歌でも一緒、映画もそう。
好きなセリフとか歌詞とかね。

この本にもあるんです。
グサッときて、ぎゅーんとして、ハッとする部分が。



「人と比べても仕方がない。いくつになったって、その人はその人になっていくしかない。」




ははは。
そうそう、ほんとそう思う。

今年もたくさんのいい本に出逢えますように。


















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